活動についての心構え皆さんは、将来こんな職業に就きたい、こんな仕事をしたい、こんな進路に進みたい、といったさまざまな夢や希望を持っていることと思います。 進路(就職)については4年生になってからと考えている人がいるかもしれませんが、就職に向けた活動は3年生になるとすぐにスタートします。 目指す進路に進むためには、進路や将来について、常に意識しながら大学生活を過ごすことが重要です。 まず、自分の将来の生き方を視野に入れ、興味や関心、自己の適性などを早いうちにとらえることが大切で、そのためには、進路先の情報をたくさん収集し、 分析していくことが必要です。 また、資格取得や試験等への対策も早い時期から十分に時間をかけて、計画的に取り組んでいくことも重要です。 自分の希望する進路実現に向けて、きちんとした目標を持って有意義な大学生活を送るよう、心掛けてください。特に、就職は4年間の学生生活の充実度を試される時でもあります。 大学は学問研究の場ですから、毎日の授業など勉強することは当然ですが、同時に課外活動等にも積極的に参加し、それらの活動を通じて人格形成に努めてください。 一般的な就職活動について近年、企業の採用活動は早期化しています。3年生の10月頃から就職情報サイトへの登録が始まり、また同時に個別企業のホームページで採用情報が公開され、 各企業へのエントリー(資料請求)も始まります。 その後、1月頃から、各地で合同企業ガイダンスや個別の会社説明会が行われるようになり、3年生の春休み期間中に採用試験が本格化します。 各企業によって採用スケジュールは異なりますが、4年生の4・5月頃にはいわゆる「内々定」が出るようになります。 皆さんも、3年生の前期には将来の進路先の選択をしておき、その進路に向けた情報収集をする必要があります。そのためには常に将来の生活設計を意識して 学生生活を過ごすことが重要です。 就職活動直前になっても志望進路が決まらないということのないよう、3年生になったらすぐに自己の適性の把握や自己分析を行い、さらに業界・会社研究を 行うようにしましょう。 公務員・教員を目指す場合公務員や教員になるためには、まず公務員試験、教員採用試験に合格しなければなりません。民間企業に景気回復の兆しが見えない現状から公務員・教員志望者は多くなると予想され、採用試験は非常に高い倍率となっていくものと思います。それを乗り越えるために、学内講座を受講するなど早目の対応が重要です。 デザイン専門職への就職(1) 専門能力を身に付けよう今、デザインの専門分野は大きく広がっています。都市・建築・インテリア・工業製品・ビジュアルコミュニケーション等のデザイン対象から、調査・企画・造形・製作等の デザインプロセスまで幅広い分野から、どこが自分の得意分野か、また目指すところかを見極めながら、専門職として必要な能力を身に付けるよう、普段から心掛けてください。 (2)T型人間になろう自分の専門を深めることは大事ですが、一方で他の専門や一般的な教養にも好奇心を持つことも大切です。専門を「T」の字の「I」とすれば、他の専門は「-」にあたります。 この両面を備えた人を『T型人間』と言います。こうしたT型人間、すなわち社会人として幅広い教養を持ち、またデザイン専門能力を備えた人材を企業は求めています。 (3) デザイン専門職にはプレゼンテーション能力が重要自分のデザインに対する考え方をはっきり言えるよう、普段から意識して、授業や課題製作に取り組んでください。そのためには、どのようなデザインをしたいのか、 将来の目標などを常日頃から考えておくことが必要です。 そのような頭の整理をしながら、3年次後期までにはポートフォリオを作成してください。ポートフォリオとは、各自の作品や活動成果をまとめた作品集、資料集のことです。 授業や課題などで作成した作品を整理し、具体的に自分の専門能力を見せる(プレゼンテーション)ための1つの重要な手段です。 ポートフォリオは、コンパクトに、さらに分かりやすく、授業や課題以外のコンペ等の課外活動も混ぜながら、作成するように心掛けてください。 また、これらは就職試験直前になって慌てて作成することのないよう、教員などの指導を仰ぎながら早めに準備をしておきましょう。 (4) デザイン実習についてデザイン部門を持つ企業でデザイナーを採用する際に、デザイン実習を行う場合があります。 このデザイン実習とは、3年次の2~3月頃に1~2週間の期間をかけて課題に沿ってコンセプトを作り、スケッチ、レンダリング、作品製作、プレゼンテーションなどを行います。 大手企業のデザイナーは、ほとんどデザイン実習の参加者から採用されるため、実習参加がその企業への就職活動の第1歩となります。実習への参加には、 事前にポートフォリオ等で選考をして参加の可否を決める企業が多く、そのためにもポートフォリオは必ず早めに準備しておきましょう。 |